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 イベント: 関連シンポジウム・講演会など  2005年度
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長江流域文化研究所主催
21世紀COEプログラム関連シンポジウム
「楚文化研究の現在 II」
2005年9月26日(月) 10:00〜18:30  
早稲田大学文学部 第一会議室 (33号館 第一研究棟2階)


主催:早稲田大学長江流域文化研究所
後援:21世紀COEプログラム
   アジア地域文化エンハンシング研究センター
   早稲田大学東洋史懇話会
   中国出土資料学会

※資料代300円
※会場内に休憩ブースを設置しております。休憩ごとにご利用ください。

連絡先:
〒162-8644  東京都新宿区戸山1-24-1
早稲田大学文学部 工藤研究室
TEL:03-5286-3700 (直通)
e-mail: w200046@waseda.jp


ごあいさつ
長江流域文化研究所 所長 工藤元男

 私ども早稲田大学長江流域文化研究所は、21世紀COEプログラム “アジア地域文化エンハンシング研究センター”の中核組織の一つとして、中国文明と地域文化の間のダイナミックな関係をテーマにした研究を展開して参りました。今年度は昨年度のシンポジウム「楚文化研究の現在」をさらに深化させるべく「楚文化研究の現在 II」と題し、「楚文化とは何か」というテーマを、考古学・思想史・歴史学・簡牘学など多方面から検証することに致しました。皆様のご参加を心からお待ち致します。


プログラム

総合司会:藤田勝久 (愛媛大学教授)

[ 開会の挨拶 ]
10:00-10:05 21世紀COEプログラム拠点リーダー
大橋一章(早稲田大学教授)

[ 報告 ]
10:05-11:05 工藤元男(早稲田大学教授)
「楚文化圏の卜筮祭祷習俗 −上博楚簡“柬大王泊旱”を中心に−」
[概要]望山楚簡の出土を嚆矢とする卜筮祭祷簡は、近年出土の平夜君成楚簡によってほぼその形成過程を具体的に検証することが可能となり、楚の固有の習俗としての“卜筮祭祷”の性格も次第に明らかになりつつある。それらは制度としての卜筮祭祷を伝えるもので、その意味で最近公開された上博楚簡“柬大王泊旱”は、歴史的文脈において行われた卜筮祭祷の習俗を検討する上で貴重な史料となっている。本報告では報告者による卜筮祭祷の研究を総括すると共に、そこに“柬大王泊旱”を組み入れることで一層具体的な卜筮祭祷の世界を浮上させてみたいと思う。
[コメント]池澤優 (東京大学大学院助教授)

11:05-12:05 浅野裕一 (東北大学大学院教授)
「新出土資料と諸子百家研究」
[概要]郭店楚簡や上博楚簡など戦国楚簡の発見が、従前の諸子百家研究にどのような見直しを迫るのかを、儒家・道家・兵家に分けて紹介するとともに、中原文化と楚文化の違いをどのように抽出し得るかについても考察する。
[コメント]有馬卓也 (徳島大学教授)

12:05-13:00 休 憩

13:00-14:40 劉彬徽 (元湖南省博物館研究員) ……通訳:小澤正人 (成城大学助教授)
「楚系青銅器研究的新進展」
[概要]楚系青銅器研究の最新の状況について解説する。近年公表された重要な新たな考古資料、例えば荊州天星観二号楚墓・浙川徐家嶺楚墓・固始侯古堆一号墓などは、みな一群の重要な青銅器を有しており、研究に価する新たな問題をいくつか提供してくれた。その年代や器物の形制・文様等に対する研究の基礎のもと、文化要素に重きを置いて分析し、それらの楚文化研究の進展に対する重要な意義を詳述する。ある学者が楚系青銅器を研究する際にいう「現在、楚文化について曖昧な概念が広まっている」という見解に対して、発表者は自身の見解を提起することが可能である。
[コメント]小澤正人 (成城大学助教授)

14:40-14:50 休 憩

14:50-16:30 張正明 (華中師範大学教授) ……通訳:閻瑜 (大妻女子大学大学院)
「戦国楚史五題」
[概要](1) 沈氏・潘氏は番国の後裔か否か、(2) 呉起の変法は成功したのか、失敗したのか、(3) いつごろから峡江と清江に巴人がいたのか、(4) 先秦時代に仏教造像は南楚に伝来していたのか否か、(5) 成熟した楚文化とは何か、という五つの問題について、考古資料・文献史料を交えながら議論する。それにより、戦国楚における民族・政治・宗教美術を通して、“楚文化”が中国文明の中でどのように位置づけられるのかを考察する。
[コメント]谷口満 (東北学院大学教授)

16:30-17:30 パネルディスカッション
司会:藤田勝久 (愛媛大学教授)

17:30-18:30 懇親会 (会費無料)

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